工事監理で事件

先日、工事監理をしている現場でコンクリートを打設した。
写真は、2階床の生コンを打設して金鏝押え(鏝を使って平らにならす)をしたところ。
床から飛び出している鉄筋は土台をのせる基礎用。長く突き出ているボルトは、土台をとめるアンカーボルトとホールダウン金物用のボルト。
ホールダウン金物は、柱と基礎を緊結するための金物で、これによって耐震性を高めるのでとても重要な部材なのだ。

当日は、天気も良く問題なく作業は終了・・・・・・・。
と言いたいところだったのだが、実は事件があった。

私が頭から生コンを被ってしまったのだ。
自分の不注意だから、文句は言えないが、エライ目にあった。
左目に生コンが入ってしまい、咄嗟に擦ってしまったのだ。
これが良くなかった。
激痛の後、左目の視界が真っ白になった。焦った。
直ぐに眼科医院に行き看てもらった結果、丁度瞳の真ん中あたりの角膜上皮部分がササむけ状態になっているとのこと。
やはり、目を擦ったから傷が付いたのだ。
診断は全治3日ということで、目薬をもらった。
相当焦った割には、大したことはなかったので、ホッと一安心。

医師との会話で印象深かったのは、
医師「生コンって何ですか?」
私 「固まる前のコンクリートのことです。」

本当、現場では色々なことが起こる。

-アーキテクト

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