F☆☆☆☆

建築材料のホルムアルデヒド発散等級を表す区分表示。
F☆☆☆☆(エフ、フォースター)は使用数量を規制されない材料で、現在は多くの建築材料がこの等級で市場に供給されている。
区分表示は、いわゆる「シックハウス法」の施行により明示されるようになり、現在では建築材料業界毎に表示義務化或いは自主表示制度をとっている。

写真は、天井内部に施工された構造用合板。
日本農林規格のF☆☆☆☆認定品であることを示すスタンプが押されている。
合板類や複合フローリング等の木質系材料については、使われている接着剤にホルムアルデヒドが含まれているかどうかが問題になる。
現在では、特別な事情がなければF☆☆☆☆を使用するのが常識と考えて良く、設計者、施工者の共通認識になっていると思う。

シックハウス関係の建築材料については、施工状況やラベルやスタンプの表示部分の写真を撮り工事監理報告を行わなければならないことになっている。
こうして、現場に出かける度にせっせと写真を撮っているわけである。

-アーキテクト

© 2024 建築日和ブログ